スーパーで、しまほっけのみりん干しが半額だったので買ってきました。そのまま焼いて食べても美味しいと思いますが、今回は少し手間をかけて燻製してみました。今回は、自宅のガスコンロで簡単に出来るしまほっけの燻製をご紹介します。
【しまほっけの燻製】を作るのに必要な道具と材料
燻製をするには、燻製器とスモークチップが必要になります。
燻製器
燻製器は必須アイテムになりますが、燻製未経験の方はもちろんお持ちでないと思います。下の画像のように百均のアイテム等で自作もできるので、「燻製に少し興味があるけど燻製器を買うまでは」という方は自作で簡単な燻製器を作っても良いかもしれません。 作り方はこちらを参考にしてください。
私はベルモントH-027鉄製燻製鍋という燻製器を使用しています。鉄製鍋なのでもちが良く、値段も安いので自宅で燻製をスタートしてみたい方にはおすすめです。
今回の燻製もこちらの鍋での作り方をご紹介します。
最近のガスコンロは、Siセンサーという安全装置が付いています。Siセンサー付きのガスコンロで燻製をはじめると、すぐに火力が弱まりスモークチップから煙が出ず燻製ができません。ただ、こちらのアイテムがあれば自宅で燻製ができます。自宅のガスコンロにSiセンサーがついている場合は、こちらのアイテムを使用するか、カセットコンロ、電気コンロでの燻製になりますが、カセットコンロ、電気コンロの機種によっては、燻製に使用できず火災の危険性があるものがあるので注意して下さい。
スモークチップ
燻製には、木をチップ状にしたスモークチップを燻煙材として使用します。このチップに直接火をつけるのではなく、熱源で炙り煙を出します。スモークチップには色々な種類があり、お好みに応じて使用できます。最近では、100均でも数種類のチップが購入できるので便利です。
スモークチップなどの燻製に必要な材料に関しては、こちらで詳しく説明しているので参考にしてください。
必要な材料・道具
- しまほっけのみりん干し(今回は二切れです)
- ブレンドのスモークチップ(お好みのチップで構いません)
- キッチンペーパー
【しまほっけの燻製】の作り方
しまほっけのみりん干しをキッチンペーパーで軽く拭いておきました。軽く水分を拭き取ったら燻製スタートです。
燻製器にブレンドのスモークチップを一握りくらい投入します。自宅のガスコンロがSiセンサー付きで、道具の説明でご紹介した小さな焼き台のようなSiコンロ対策グッズを使用する場合は、中心より端の方にチップを寄せた方が熱が伝わりやすくなります
しまほっけのみりん干しを燻製器にセットし、強火で加熱をスタートします。スモークチップからモクモクと煙が出てきたら、蓋を閉めて燻製スタートです。
温度は80℃くらいを目安として、20分程度燻製しました。
20分程度燻製すると、このような色づきになり完成です。
【しまほっけの燻製】が完成
脂がのった、しまほっけのみりん干しに燻製の香ばしさが合います。今回は100円以下で購入できたしまほっけですが、燻製というひと手間でレベルアップしたおつまみになりました。安くて美味しかったので、次回は燻製時間やチップを変えて味の違いを楽しみたいと思います。
自宅で簡単にできる燻製おつまみです。是非お試し下さい。
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