GREEN HOUSE フードスモーカーGH-SMKA-SVは、煙を容器内に充満させることで、食材に薫香をつけることができます。また、キャンプで使う燻製器のように場所は取らず、高さ約16cm、直径約4.4cmと非常にコンパクトです。スペースも取らず、操作も簡単なので、自宅でどなたでも燻製が出来るのが特徴です。ただ、風味を加える簡易的な燻製(冷燻)を作る機械なので、食品の保存性を高める効果はありません。
私は、熱を加えられない食材を燻製する際(冷燻)に使用していますが、手間をかけずにお手軽に燻製を楽しみたいという方には、とっておきのアイテムだと思います。今回は、GREEN HOUSE フードスモーカーの使い方や使ってみた感想をご紹介したいと思います。
GREEN HOUSE【フードスモーカー】のパッケージ内容
フードスモーカー本体
一番左は、500mlのペットボトルですが、サイズをイメージして頂くために載せました。ペットボトルの隣からスモーカー本体と燻煙チューブ、クリーニングブラシです。フードスモーカー燻製器本体は500mlのペットボトルよりコンパクトなサイズになります。
付属品
サクラ、リンゴ、ヒッコリー、合計3種の国産スモークチップが付属しています。フードスモーカーの燻製は、ほとんどスモークチップを使用しないので、長持ちすると思います。
取り扱い説明書と8つのレシピ集が付属しています。
GREEN HOUSE【フードスモーカー】の使い方
まずは、ファンを駆動させる単三電池2個準備します。フードスモーカー底部のカバーを外して電池をセットします。
お好みのスモークチップを1~2つまみセットします。この画像は少し入れすぎかもしれません。
食材をボールなどの容器に入れ、燻煙チューブ差し込みラップをします。ジッパー付き保存袋なども使用できます。ラップを使用する場合は、煙が漏れないようにしっかりと密着させて下さい。
私は普段使用している燻製鍋に、フードスモーカーのホースを差し込んで使用しています。ボールにラップをかけて燻製するより、こちらの方が煙が抜けにくいです。
ホースを差し込んだら、フードスモーカーの丸ボタンを押してファンを稼働させます。
ファンを作動させたら、スモークチップに火を付けて燻製スタートです。
これはラップをしていない画像ですが、かなりの煙が出ます。ラップをしていても多少の煙は出るので、換気扇の下で燻製するのをおススメします。
スモークチップに火を付けると、あっという間に煙が充満されます。煙が充満したら、本体のファンを止めて下さい。食材によって変わりますが、おおよそ5分~15分ほど放置したら完成です。
ボールにラップですと、燻煙がだんだんと逃げていきます。15分燻製の場合は半分の7分が経過したくらいに、再度ファンを稼働させ、スモークチップに着火し、燻煙を充満させています。
画像のように鍋を使用した方が煙が逃げにくくなります。ただ、燻煙で汚れてしまうので、いらない鍋を使用して下さい。
私は、鉄製燻製鍋使用しています。こちらは、煙を充填してから10分程度経過した画像ですが、蓋を開けても煙が結構残っています。
片付けは、燃え残ったスモークチップを処理するくらいです。火が消えていても、熱を持っているのでスモークチップをすぐに処分すると危険です。ある程度時間がたってから、三角コーナーなどに捨てて水をかけてください。
GREEN HOUSE【フードスモーカー】を使ってみた感想
フードスモーカーを使用しても、燻製した感じの色づきはほとんどありませんでした。ただ、燻製の風味はしっかりついてます。直火でしっかり作る燻製よりは劣る感じがしますが、お手軽に燻製を楽しみたい人には十分だと思います。サイズもかなりコンパクトなので、自宅でもキャンプでもお手軽に燻製を楽しめると思います。
私にとっては、大きな燻製器が無くてもサーモンなどの冷燻がお手軽に楽しめるようになったことがメリットです。フードスモーカーは熱を加えないので、燻製する食材の幅が広がりました。サーモンの燻製作り方はこちら。
以外に合うのがアイスです。フードスモーカーを使用して数秒燻製すると大人の贅沢なアイスに変身します。アイスの燻製作り方はこちら。
GREEN HOUSE【フードスモーカー】は準備も後片付けもほとんどいらず、自宅でお手軽に燻製を楽しむことができます。お手軽に燻製を楽しみたい方、すでに熱燻用の道具を持っていて、更に色々な食材の燻製を楽しみたい方にはおすすめなアイテムだと思います。
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