12月23日にとり骨付きもも肉を買ってきました。翌日のクリスマスイブに向けて、このとり骨付きもも肉を自宅で燻製してみました。今回は鶏もも肉の燻製を作るのに必要な材料、道具から、自宅での燻製方法までご紹介します。スーパーなどで買うものと一味違ったとり骨付きもも肉になりますので、是非お試しください。
【とり骨付きもも肉】の燻製を作るのに必要な材料
燻製器
燻製器は必須アイテムになりますが、燻製未経験の方はもちろんお持ちでないと思います。下の画像のように百均のアイテム等で自作もできるので、「燻製に少し興味があるけど燻製器を買うまでは」という方は自作で簡単な燻製器を作っても良いかもしれません。 作り方はこちらを参考にしてください。
私はベルモントH-027鉄製燻製鍋という燻製器を使用しています。鉄製鍋なのでもちが良く、値段も安く、ガスコンロ、電気コンロでも使用できるので自宅で燻製をスタートしてみたい方にはおすすめです。
今回の燻製もこちらの鍋での作り方をご紹介します。
ガスコンロで燻製する場合
最近のガスコンロは、Siセンサーという安全装置が付いています。Siセンサー付きのガスコンロで燻製をはじめると、すぐに火力が弱まりスモークチップから煙が出ず燻製ができません。ただ、こちらのアイテムがあれば自宅で燻製ができます。
カセットコンロ・電気コンロで燻製する場合
自宅のキッチンでガスコンロを使用しないで燻製をする場合、カセットコンロ、電気コンロでの燻製になります。ただ、カセットコンロ、電気コンロの機種によっては、燻製に使用できず火災・爆発の危険性があるものがあるので注意して下さい。
今回はこちらの電気コンロを使って燻製しています。
この電気コンロの説明書には、以下の画像のような注意点があります。直接料理という文言をどう捉えるかによりますが、電気コンロを使用する場合、燻製中はコンロから離れずに自己責任で行うようお願いします。
カセットコンロで燻製する場合は、イワタニのタフまるを使用しています。キャンプ場で風が吹いてても使用できる便利なアイテムです。説明書に燻製への使用禁止などの文言はありませんが、ボンベカバーを覆ってしまうような大きな調理器具、陶器などは使用できないと記載があります。そのような燻製器を使用しないよう注意していただき、あくまで自己責任で使用するようお願いします。
スモークチップ
燻製には、木をチップ状にしたスモークチップを燻煙材として使用します。このチップに直接火をつけるのではなく、熱源で炙り煙を出します。スモークチップには色々な種類があり、お好みに応じて使用できます。最近では、100均でも数種類のチップが購入できるので便利です。
スモークチップなどの燻製に必要な材料に関しては、こちらで詳しく説明しているので参考にしてください。
ファミリアチーズの燻製を作るのに必要な材料・道具
- とり骨付きもも肉
- ブレンドのスモークチップ(お好みで構いません)
- キッチンペーパー
- 味付け塩
- ハーブ(お好みで)
- アルミホイル
- フォーク
【とり骨付きもも肉】の燻製 作り方
下準備
とり骨付きもも肉の両面をフォークで刺しておきます。
味付け塩を全体にふりかけます。今回はクレージーソルトを使用しました。
今回はイタリアンハーブミックスも全体にまぶしました。
味付け塩、ハーブをまぶしたら、キッチンペーパーを敷いて冷蔵庫で6時間程度乾燥させました。
燻製工程
スモークチップを手のひら一握り程度入れます。
肉汁が垂れてしまうので、スモークチップの上にアルミホイル被せておきます。
電気コンロの設定を強にして加熱をスタートします。煙がモクモクと出てきたら、とり骨付きもも肉を燻製器にセットし、蓋を閉めたら燻製スタートです。
温度は80℃を目安にして、電気コンロの出力を調整します。今回は30分程度燻製しました。
30分燻製するとこのような色づきになり完成です。
【とり骨付きもも肉】の燻製が完成
朝燻製して、夜まで寝かせてから頂きました。火力、熱の加わり方によっては、今回の燻製時間では中まで熱が通って無い可能性があります。その場合はオーブンで加熱してあげてください。今回は寝かせた後、オーブンで8分ほど加熱してから頂きました。
今年のクリスマスは、スーパーで味付けしてあるとり骨付きもも肉と、燻製したとり骨付きもも肉を頂きました。どちらも美味しく頂きましたが、燻製味の方がオツマミとしてはお好みな味でした。
とり骨付きもも肉は、普段はそれほど見かけませんが、クリスマスシーズンはスーパーでも良く見かけます。自宅で簡単に出来る燻製料理なので是非お試しください。
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